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▼WINDS CAFE 告知文の記録
● ＷＩＮＤＳ ＣＡＦＥ ２９４ ｉｎ 原宿 ●
【荒井智子×百武恵子 デュオリサイタル】
荒井智子（ヴァイオリン）、百武恵子（ピアノ）
２０２１年６月２０日(日) 午後１時半開場
カーサ・モーツァルト 東京都渋谷区神宮前1-10-23 3階
地下鉄「明治神宮前」出口5徒歩2分／JR「原宿」徒歩5分
http://casamoz.org/index.html
入場無料（投げ銭方式） 完全事前予約制・定員20名
13:30 開場
14:00 開演
16:00 終演予定
▼プログラム
矢代秋雄：ヴァイオリンとピアノのためのセレナーデ
モーツァルト：ヴァイオリンとピアノのためのソナタK.304
芥川也寸志：24の前奏曲 より
芥川也寸志：ヴァイオリンとピアノのためのバラード
リヒャルト・シュトラウス：ヴァイオリンソナタ 変ホ長調
▼川村からひとこと
荒井智子さんと百武恵子さんに初めてお目にかかったのは、西耕一君の企画による2019年2月の WINDS CAFE 266【オーケストラ・トリプティーク・メンバーによるソロ・コンサート／日本人特集】に他の3人の演奏家といっしょに出演してくださったときでした。
お二人は、矢代秋雄のセレナーデと芥川也寸志の譚詩曲（バラード）の2曲を披露してくださいましたが、その演奏がなんとも弾けていていい感じだったので、すぐさま企画出演を依頼し快諾いただき、ついに実現するのが今回のリサイタルです。
本当はお一人につき一日ずつの企画をお願いしたのでしたが、すぐさま二人で組みます、とのお返事をいただきましたので、これはなかなかの仲良しさんだぞ（笑）と、このデュオのリサイタルを大いに期待していました。
その日から2年3か月経って届いたプログラムを一目見たとたん、クラシック＋ロマン派＋現代の、コクがあるのに、キレがある曲ばかりで賞味2時間だなんて、凄すぎだよ、と驚くやらあきれるやら嬉しいやら。
なお、荒井さんは、1年後の2020年2月の WINDS CAFE 278【日本の作曲家 秘曲探訪 第2回（スリーシェルズ音楽祭）】にも、トリプティーク弦楽四重奏団の第二ヴァイオリン奏者として山田耕作・芥川也寸志・矢代秋雄の弦楽四重奏曲を演奏してくださいました。
ともあれ、濃厚にして清々しい、見事なプログラムを、じっくり堪能しようではありませんか。
▼荒井智子さんからの手紙
2019年2月にオーケストラ・トリプティークのメンバーとして、WINDS CAFE で演奏させていただいたご縁で、またこちらに出演できます事を、大変嬉しく思っております。
前半は今回のお話をいただくきっかけとなった、矢代、芥川の作品と、モーツァルトを。後半はいつか弾きたいと憧れてきた、リヒャルト・シュトラウスのソナタを演奏致します。
フランス的な響きの中に、日本人にしか無い優しさや慈しみが垣間見える、とても美しい矢代秋雄のセレナーデ。
モーツァルトが、母親を亡くした時期に作曲した短調のソナタ、K.304。
そして、芥川作品の中でも珍しく貴重な、ピアノソロの為の24の前奏曲。
それから、オスティナートリズムの繰り返しと子守唄のような抒情的な主題が印象的な、バラード。
最後は、リヒャルト・シュトラウスがとても若い時に作曲したヴァイオリンソナタ。ロマンチックなメロディが美しく華やかな作品で、和声の自在な移ろいは後のオペラや歌曲に通じるものがあります。
今、聴いていただきたい、演奏したい曲を集めたら、この様なプログラムになりました。
コロナ禍の難しい状況の中、カーサ・モーツァルトの素敵な空間で演奏させていただける事に、心から感謝して演奏したいと思います。
▼プロフィール
●荒井智子（あらい・さとこ）：東京音楽大学付属高校・同大学を経て同大学院修了。ヴァイオリンを景山誠治、浦川宜也の両氏に、室内楽をD.フェイギン氏に、ヴィオラを百武由紀氏に師事。
東京音楽大学、及び東京音楽大学付属高等学校非常勤講師。東京音楽大学付属幼稚園助手。オーケストラ・トリプティーク所属。
●百武恵子（ひゃくたけ・けいこ）：東京音楽大学、大学院を経て、パリ国立高等音楽院にて伴奏科、室内楽科を一等賞を得て修了。ピアノを三浦捷子、川上昌裕、伴奏法と室内楽をJ.ケルネル、山洞智、C.イバルディの各氏に師事。2007年文化庁海外派遣芸術家海外研修員。フランス国際コンクール室内楽部門第一位。
在学中よりロンティボー国際コンクール、カザルス音楽祭、などに公式伴奏者として参加。弦楽器クラス伴奏者を度々兼任し、パリ国立管弦楽団、フランス国立管弦楽団などのメンバーと共演。2009年に帰国。10年文化庁国際交流基金の支援のもとアルジェリアにてリサイタルを行う。東京音楽大学非常勤講師（伴奏、室内楽）。
14:00 開演
16:00 終演予定
▼プログラム
矢代秋雄：ヴァイオリンとピアノのためのセレナーデ
モーツァルト：ヴァイオリンとピアノのためのソナタK.304
芥川也寸志：24の前奏曲 より
芥川也寸志：ヴァイオリンとピアノのためのバラード
リヒャルト・シュトラウス：ヴァイオリンソナタ 変ホ長調
▼川村からひとこと
荒井智子さんと百武恵子さんに初めてお目にかかったのは、西耕一君の企画による2019年2月の WINDS CAFE 266【オーケストラ・トリプティーク・メンバーによるソロ・コンサート／日本人特集】に他の3人の演奏家といっしょに出演してくださったときでした。
お二人は、矢代秋雄のセレナーデと芥川也寸志の譚詩曲（バラード）の2曲を披露してくださいましたが、その演奏がなんとも弾けていていい感じだったので、すぐさま企画出演を依頼し快諾いただき、ついに実現するのが今回のリサイタルです。
本当はお一人につき一日ずつの企画をお願いしたのでしたが、すぐさま二人で組みます、とのお返事をいただきましたので、これはなかなかの仲良しさんだぞ（笑）と、このデュオのリサイタルを大いに期待していました。
その日から2年3か月経って届いたプログラムを一目見たとたん、クラシック＋ロマン派＋現代の、コクがあるのに、キレがある曲ばかりで賞味2時間だなんて、凄すぎだよ、と驚くやらあきれるやら嬉しいやら。
なお、荒井さんは、1年後の2020年2月の WINDS CAFE 278【日本の作曲家 秘曲探訪 第2回（スリーシェルズ音楽祭）】にも、トリプティーク弦楽四重奏団の第二ヴァイオリン奏者として山田耕作・芥川也寸志・矢代秋雄の弦楽四重奏曲を演奏してくださいました。
ともあれ、濃厚にして清々しい、見事なプログラムを、じっくり堪能しようではありませんか。
▼荒井智子さんからの手紙
2019年2月にオーケストラ・トリプティークのメンバーとして、WINDS CAFE で演奏させていただいたご縁で、またこちらに出演できます事を、大変嬉しく思っております。
前半は今回のお話をいただくきっかけとなった、矢代、芥川の作品と、モーツァルトを。後半はいつか弾きたいと憧れてきた、リヒャルト・シュトラウスのソナタを演奏致します。
フランス的な響きの中に、日本人にしか無い優しさや慈しみが垣間見える、とても美しい矢代秋雄のセレナーデ。
モーツァルトが、母親を亡くした時期に作曲した短調のソナタ、K.304。
そして、芥川作品の中でも珍しく貴重な、ピアノソロの為の24の前奏曲。
それから、オスティナートリズムの繰り返しと子守唄のような抒情的な主題が印象的な、バラード。
最後は、リヒャルト・シュトラウスがとても若い時に作曲したヴァイオリンソナタ。ロマンチックなメロディが美しく華やかな作品で、和声の自在な移ろいは後のオペラや歌曲に通じるものがあります。
今、聴いていただきたい、演奏したい曲を集めたら、この様なプログラムになりました。
コロナ禍の難しい状況の中、カーサ・モーツァルトの素敵な空間で演奏させていただける事に、心から感謝して演奏したいと思います。
▼プロフィール
●荒井智子（あらい・さとこ）：東京音楽大学付属高校・同大学を経て同大学院修了。ヴァイオリンを景山誠治、浦川宜也の両氏に、室内楽をD.フェイギン氏に、ヴィオラを百武由紀氏に師事。
東京音楽大学、及び東京音楽大学付属高等学校非常勤講師。東京音楽大学付属幼稚園助手。オーケストラ・トリプティーク所属。
●百武恵子（ひゃくたけ・けいこ）：東京音楽大学、大学院を経て、パリ国立高等音楽院にて伴奏科、室内楽科を一等賞を得て修了。ピアノを三浦捷子、川上昌裕、伴奏法と室内楽をJ.ケルネル、山洞智、C.イバルディの各氏に師事。2007年文化庁海外派遣芸術家海外研修員。フランス国際コンクール室内楽部門第一位。
在学中よりロンティボー国際コンクール、カザルス音楽祭、などに公式伴奏者として参加。弦楽器クラス伴奏者を度々兼任し、パリ国立管弦楽団、フランス国立管弦楽団などのメンバーと共演。2009年に帰国。10年文化庁国際交流基金の支援のもとアルジェリアにてリサイタルを行う。東京音楽大学非常勤講師（伴奏、室内楽）。
▼当日のセットリスト
【前半】
01 矢代秋雄 [1929-1976]：ヴァイオリンとピアノのためのセレナーデ (1949)
モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart [1756-1791]：ヴァイオリンソナタ ホ短調 K.304 (c.1778)
02 第1楽章 アレグロ
03 第2楽章 テンポ・ディ・メヌエット
芥川也寸志 [1925-1989]：こどものためのピアノ曲集 24の前奏曲 (1979)
04 第1番 ハ長調
05 第2番 ハ短調
06 第3番 ト長調
07 第4番 ト短調
08 第5番 ニ長調
09 第6番 ニ短調
10 第7番 イ長調
11 第15番 変ニ長調
12 第16番 嬰ハ短調
13 第17番 変イ長調
14 第20番 変ホ短調
15 第21番 変ロ長調
16 第24番 ヘ短調
17 芥川也寸志：ヴァイオリンとピアノのための譚詩曲 (1951)
【後半】
リヒャルト・シュトラウス Richard Georg Strauss [1864-1949]：ヴァイオリンソナタ 変ホ長調 op.18 (1888)
18 第1楽章 Allegro ma non troppo
19 第2楽章 即興曲（Improvisation）Andante Cantabile
20 第3楽章 終曲 Andante - Allegro
【アンコール】
21 リヒャルト・シュトラウス：4つの歌 Op.27 第4曲 明日！ Morgen! (1894)（J.フバイによるヴァイオリンとピアノ編曲）
荒井智子（ヴァイオリン）01-03,17-20
百武恵子（ピアノ）
01 矢代秋雄 [1929-1976]：ヴァイオリンとピアノのためのセレナーデ (1949)
モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart [1756-1791]：ヴァイオリンソナタ ホ短調 K.304 (c.1778)
02 第1楽章 アレグロ
03 第2楽章 テンポ・ディ・メヌエット
芥川也寸志 [1925-1989]：こどものためのピアノ曲集 24の前奏曲 (1979)
04 第1番 ハ長調
05 第2番 ハ短調
06 第3番 ト長調
07 第4番 ト短調
08 第5番 ニ長調
09 第6番 ニ短調
10 第7番 イ長調
11 第15番 変ニ長調
12 第16番 嬰ハ短調
13 第17番 変イ長調
14 第20番 変ホ短調
15 第21番 変ロ長調
16 第24番 ヘ短調
17 芥川也寸志：ヴァイオリンとピアノのための譚詩曲 (1951)
【後半】
リヒャルト・シュトラウス Richard Georg Strauss [1864-1949]：ヴァイオリンソナタ 変ホ長調 op.18 (1888)
18 第1楽章 Allegro ma non troppo
19 第2楽章 即興曲（Improvisation）Andante Cantabile
20 第3楽章 終曲 Andante - Allegro
【アンコール】
21 リヒャルト・シュトラウス：4つの歌 Op.27 第4曲 明日！ Morgen! (1894)（J.フバイによるヴァイオリンとピアノ編曲）
荒井智子（ヴァイオリン）01-03,17-20
百武恵子（ピアノ）
2021.6.23更新