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▼WINDS CAFE 告知文の記録


満員御礼!

2026/06/17 16:58 をもって定員に達しましたので申し込み受付を終了します。


 2026年6月21日(日)に開催する WINDS CAFE 354【still life - ケージから始まる風景】は、「完全予約制」です。

 ご予約は、メールでのみ受け付けます。 tatsutoshi.kawamura★nifty.ne.jp 宛に(★を@に変更してください)タイトルを「WINDS CAFE 354 申し込み」とし、本文に「お名前・メールアドレス」を書いて送信してください。

 1つのメールで何人分かまとめてお申し込みいただいてもかまいませんが、お一人ごとに「お名前・(あれば)メールアドレス」を書いてください。

 返信メールで受け付け整理番号をお伝えします(数日待っても届かない場合はお尋ねください)。

 ご予約の受け付けは当日(6月21日)午前9時到着分までとさせていただきます。



● WINDS CAFE 354 in 目黒 ●

【still life - ケージから始まる風景】




松岡麻衣子(ヴァイオリン、ヴィオラ)
井上郷子(ピアノ)

2026年6月21日(日) 13時30分開場



芸術家の家スタジオ https://dum-umelcu.jp/
東京都品川区上大崎3-14-58 クリエイト目黒1F
目黒駅東口徒歩7分 https://dum-umelcu.jp/access(行き方の動画あり)
行き方写真解説 https://ameblo.jp/ots1218/entry-12382725545.html

入場無料(イベント終了後に投げ銭を行います)
完全事前予約制(定員50名)

13:30 開場
14:00 開演
16:00 終演予定


▼プログラム

John Cage:Nocturne for violin and piano (1947)
John Cage:Six melodies for violin and Keyboard (piano) (1950)
John Cage:Eight Whiskus (1985)
甲斐説宗:ヴァイオリンとピアノのための音楽 II (1978)  
渡辺俊哉:Lontanissimo for solo violin (2005)
Jurg Frey:extended circular music no.3 for viola and piano (2014)
Kory Reeder:Encore / Eulogy for solo viola (2021)


▼川村からひとこと

 松岡麻衣子さんに初めてお目にかかったのは、川村恵里佳さんの企画による2018年9月の WINDS CAFE 261【Phidias Trio】で、1時間に渡る大曲、デニス・プスールの Le Silence du Futur を弾いてくださったときでした。

 本当にやりたいことを、ついにやるぜ、という喜びと決心と気迫に充ち満ちた本番で、難しかろうがなんだろうがすいすい乗り越えていく、その先のスイング感がたまんなかったものですから(笑)、すぐに企画出演を依頼、「手加減なしの選曲で、全部弾ききれるか心配です(本人談)」というプログラムで、2021年5月に WINDS CAFE 293【松岡麻衣子無伴奏ヴァイオリンコンサート】を開催してくださいました。

 2024年9月には工藤あかねさんの企画 WINDS CAFE 333【Nowhere, Somewhere(どこでもない、どこか) 〜フランツ・カフカ没後100年に寄せて〜】にヴィオラとヴァイオリンで参加してくださり、特にクルターグの「カフカ断章」における超名演(!)が心に深く刺さってしまい、また企画出演を依頼して、実現するのが今回です。

 ケージをやって、とのリクエストからふくらんだ構想がなんと井上郷子さんを伴ってのリサイタルに結実するとは……。どうぞお楽しみに!


▼松岡麻衣子さんからの手紙

 WINDS CAFE にはこれまで数回出演させていただきましたが、単独の企画としては、2021年の独奏演奏会以来2度目となります。

今回は、John Cageの3作品を主宰の川村龍俊さんよりリクエストいただき、それを軸にプログラムを組み立てました。そこから関連していると思える作品に触れていくうちに、ひとつのイメージが心に浮かび上がってきました。形のあるものが連なり、かすかな動きを生み出している。しかし、より大きな流れの中では、むしろ静止しているかのように見える。そのようなイメージです。

 やがて、学生時代に愛読したある小説の一場面を思い出しました。山の写真を集め、複写し、何百枚ものイメージをスクリーンに映し出して眺める、という場面です。個々の山の意味を追うのではなく、形の連なりを見つめるうちに、眺めている自分自身も、その構成要素のひとつになっていくように感じる。その感覚が、今回のプログラムと重なりました。

 音に過剰な意味や物語を負わせず、まずはその響きや佇まいに耳を澄ませてみたい。大きな物語へ向かうのではなく、音の動きや変化そのものを聴いてみたい。音が止んだ後に残る静けさにも耳を澄ませてみたい。

 今回、ピアノには井上郷子さんをお迎えします。以前からその音楽に惹かれていた井上さんと、このプログラムをご一緒できることをとても嬉しく思っています。

 静けさや余白を含んだ作品たちの中で、どのような時間が立ち上がるのか、私自身も楽しみです。


▼プロフィール

●松岡麻衣子(まつおか・まいこ):桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業、同大学研究科修了。インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー(フランクフルト音楽・舞台芸術大学)にて研鑽を積む。日本現代音楽協会主催・演奏コンクール「競楽XI」第2位。
これまでにアンサンブル・リネア、アンサンブル・インターフェースでヴァイオリニストを務めたほか、アンサンブル・モデルン等の演奏団体に客演。ダルムシュタット夏期現代音楽講習会、ザルツブルク音楽祭、ジューン・イン・バッファロー、統営国際音楽祭、サントリーホール サマーフェスティバル、現代音楽セミナー&フェスティバル「秋吉台の夏」ほか、国内外の音楽祭や演奏会に出演。現代音楽を中心に演奏活動を行い、新作初演にも多数携わる。
東京成徳短期大学非常勤講師。フィディアス・トリオ、アンサンブル・トーンシーク メンバー。
https://x.com/maikomviolin3

●井上郷子(いのうえ・さとこ):東京学芸大学大学院作曲科修了。「ムジカ・プラクティカ・アンサンブル」のメンバーを経て、1991年よりソロ活動。“Satoko Plays Japan”をはじめとする多くのリサイタルを行ない、特に、近藤譲ピアノ作品・全曲演奏やモートン・フェルドマン作品の演奏等で高い評価を得る。
ブエノスアイレス現代音楽週間(アルゼンチン)、Festival fur aktuelle Klangkunst(ドイツ)、Contempuls(チェコ)などの国際現代音楽祭から招聘、各地でソロリサイタルを行なうとともに、カリフォルニア芸術大学、ギルドホール音楽院などのマスタークラスで講師を務める。
2008年より“Music Documents”を企画・制作、ピアノ拡張奏法に関するプロジェクト「未来に受け継ぐピアノ音楽の実験」にも携わる。ソロCDアルバムは、HatHut Records(スイス)等より、これまでに14枚が出版されている。
第10回佐治敬三賞受賞。2023年3月まで国立音楽大学及び大学院教授。
https://www.n-b-music.com/satoko-inoue?lang=ja




▼佐々木敦さんによる感想文
 https://x.com/sasakiatsushi/status/2069026921439240522

▼当日配付されたプログラム
 https://tatsutoshi.my.coocan.jp/354program.pdf

▼当日のセットリスト


演奏終了後の記念写真 左から井上郷子・松岡麻衣子


【前半】

01 ジョン・ケージ John Cage (1912-1992):Nocturne for Violin and Piano (1947) &

02 ジョン・ケージ:Six Melodies for Violin and Keyboard (Piano) (1950) &

03 甲斐説宗 (1938-1978):ヴァイオリンとピアノのための音楽 II (1978) &


【後半】

04 ジョン・ケージ:Eight Whiskus (1985) *

05 渡辺俊哉 (1974- ):Lontanissimo for solo violin (2005/日本初演) *

06 ユルク・フライ Jurg Frey (1953- ):extended circular music no.3 for viola and piano (2014) #

07 コリー・リーダー Kory Reeder (1993- ):Encore / Eulogy for solo viola (2021) +


& 松岡麻衣子(ヴァイオリン)・井上郷子(ピアノ)
* 松岡麻衣子(ヴァイオリン)
# 松岡麻衣子(ヴィオラ)・井上郷子(ピアノ)
+ 松岡麻衣子(ヴィオラ)


2026.6.22更新

text by 川村龍俊 KAWAMURA, Tatsutoshi home